組み手争いに勝つコツ
柔道の試合で勝敗の6割近くを決すると言われる組み手争い。
ここでは様々なタイプの相手に対して優位に進めたり、形勢逆転をする組み手争いに勝つコツやテクニックについてお伝えしています。
組み手争いに勝つコツ記事一覧
柔道の組み手争いで奥襟を持たれてしまうと、自分の間合いが取れないので嫌なものですね。奥襟を切り距離を取りたいものですが、一旦引きつけれてしまうとなかなか難しくなってしまうものです。そんな時は、引き手で襟ではなく、相手の道着の大胸筋の境目辺りを縦に掴み、腕を伸ばすようにすると距離を作ることが出来ます。これが相四つで相手に奥襟を持たれた場合のコツです。この時の相手の道着を持つ位置は、襟に近すぎても、反...
柔道のケンカ四つで、組み勝つことが出来ていますか?右対左のケンカ四つで組む場合には、相四つの時と違って釣り手を先にとるようになりますね。引き手を先に取りにいってしまうと、大きい相手の場合などは特に技をかけられやすくなってしまいます。で、釣り手は襟を取ったり、けん制などをして引き手をしっかり取るための補助として用いるようになると思います。ただ、釣り手が上になるか下になるかはとても重要になってきます。...
柔道の試合中には、自分が有利な組手でになれるとは限りません。そうした相四つで不利な組手になってしまった場合の対処法も知っておくことは試合に勝つためには必要です。特に自分より身長が高く体格に勝る相手には、より対処するのが難しくなってきますが、今のルールでは相手に組ませないようにするのは反則になってしまいます。そこで、相手にしっかりもたれて自分が不利に感じた時には、自分の引手と顎を使って相手の釣り手を...
ケンカ四つの組手で、相手の技を防げず積極的に攻められないという人も多いかと思います。例えば、対戦者が同じくらいの身長の場合で、相手の技を防ぎたい場面では、引き手をまずは引き負けないようにすることが大切です。というのも、有利な組手にするには引手を引いて固定するのがポイントなので、仮に引き負けてしまったなら、相手に思い通りに動かされないように、自分の肘を腹につけるようにするといいです。また、相手の釣り...
柔道の試合では、自分よりも身長が低い相手と戦う場合もあります。特に相四つで相手が自分よりも身長が低い場合は、回転して投げる技が得意なことが多く、背負い投げなどで潜ってこられることがあります。その為、引手を引いて固定したら、釣り手は襟を持ち横腹を押すようにしておくと、相四つでの低身長の相手に対して有利な組手を作ることが出来ます。何故なら、そのようにしておけば釣り手を相手に使わせないで、なおかつ、相手...
さし組手対策が出来ていますか?柔道のケンカ四つには、釣り手を相手の背中に回して掴むさし組手があります。特に腕が長い選手や奇襲をしかけてくる場合などによくみられる組手です。背中を取られるようになってしまうので、相手との間合いが近くなり、このまま試合を進めるのはとても危険です。その為、さし組手になってしまった時には、引き手を引いて固定し、釣り手で相手の体を押して引き剥がすことがケンカ四つのさし組手対策...
柔道の試合で、自分より身長がある背の高いケンカ四つの相手の時に注意しなければいけないのは、上から釣手を持たれて頭を下げてしまうことでしょう。ケンカ四つの場合は、相手の身長が高いと前屈みになってしまいやすいですが、これでは不利だからです。その為、まずは引手は相手の袖の下側を外からとり、自分の腹のほうに引き寄せて固定させておくことが大切です。引手は身長の高さに関係なく、相手の袖の下側を、外側から抱き込...
相手の技を防御する組手が上手くできていますか?柔道の理想は、組んで投げて勝つ柔道を身につけることですが、相手の技を防御する必要がある状況において、無理に攻めに転じようとしてしまうのは良くありません。というのも、攻めるどころか間合いに相手の侵入を許してしまい、一気に不利になりかねないからです。そうなれば、相手の技を防御するのが難しくなってしまいます。もちろん、弱腰になって消極的な反則を取られてしまっ...
柔道で、苦手としている相手(タイプ)というのは誰しも少なからずいると思います。「苦手」という言葉の意味を調べてみると「扱いにくい嫌な相手」、いわゆるやりづらい相手と言えます。例えば、自分より身長が高い相手、あるいは低い相手、同身長、また、相四つとケンカ四つでも変わってくると思います。具体的にいえば「組手争いにおいて思い通りに組めない相手」の場合がほとんどではないでしょうか。「右組みの相手が苦手」「...