組み際に投げる!奇襲攻撃も有効

柔道では基本的に、釣り手と引手の両手をもって技をかけるので組手争いが生じます。

 

しっかり組み合うのが基本ですが、組み際に技を出すことで、相手の意表を突くことができます。

 

つまり、組み際に技をかけることは奇襲攻撃と言えます。
お互いが攻めきれず膠着状態が続いているときや、相手に攻め込まれているときに使えば、試合の流れを変えることができます。

 

 

また、審判に攻めの姿勢を見せることで、消極的姿勢の反則を免れることにもなります。

 

ただ、かけ逃げなどの反則を取られることもあるので、引手と釣り手のどちらかで、片方の軸を作っておくと、たとえ投げることができなくても、攻撃的な姿勢を審判にアピールができ印象がよくなります。

 

何より意表を突く攻撃なだけに、相手に動きを読まれたりすることがなく、投げられなかったとしても、しっかり組んでくるのか、それとも組み際に技をかけてくるのかなど、相手に考えさせたり警戒させることもでき、相手の心を乱すことにもつながります。

 

 

例えば、相四つで自分より身長が高い相手に組み際に技をかけるなら、引手は相手の胸元近くをとり、胸に手を当てて間合いを取る必要があります。

 

引手が取れななくても、間合いが保てているようなら、釣り手を使って一本背負いや、背負い投げをかけるとみせかけて、小内刈りに変化させるのも有効です。

 

一本背負いの場合には、目線をあげたまま瞬時に回転して技をかけると効果的です。

 

 

同身長と対戦する場合に組み際に技をかけるなら、引手を取り、自分の方に引き付けて固定して、ここを軸にすることがポイント。

 

そして釣り手を取りに行くように見せかけて、瞬時に片襟を取れば、引手を軸にして大外刈りや体落としに行くと効果的です。

 

大外刈りの場合は、釣り手は持っていないので、引手を軸にして前に踏み出して投げるだけではなく、軸足で回転して横に投げるのも良いでしょう。

 

 

同じ方法として、体落としもできます。
状況に応じて組み際に技をけるのか、しつかり組むのか、使い分けられるようにすれば、より広がりのある柔道ができ、試合でも大きな効果が期待できます。

 

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