柔道上達プログラムDVDの収録内容と感想

世界選手権2階級制覇 岡田弘隆監修の柔道上達プログラムDVD2枚組の収録内容は、特に中級レベルの人が上級、もしくはトップレベルになる為に、どのようなことを身につければ良いのかを考えて作られています。(初級レベルでは身につけておかなければいけない技術が、ある程度出来るようになっている人が対象になっています。)

 

DVDの収録内容

 

 

柔道上達プログラムDVD1の収録内容

 

投げ技
組手の考え方
柔道は必ず組手争いからスタートし、誰もが組み勝った状態で試合を進めたいと考えます。
ですが、それでは時間ばかりが経過してしまうので、自分だけが十分な組み手になろうとは考えない。
自分の得意技で投げる為の組み手をとりに行く、相手の攻めにも対応できるようにするなど、重要ポイントが説明してあります。

 

投げ技を指導する順序
安全かつ難易度の低い技から入ることが基本。
ある程度技が出来るようになってきたら、相手を崩さないと投げられない技など、修得に時間の掛かる技を早い段階で行い、時間をかけて身につけるなど。

 

体落とし

釣り手と引き手を使って、相手を前に崩して自分の身体をしっかり回転させて投げる技です。
その際の、釣り手の使い方のポイントなど、やり方が映像で分かりやすく解説してあります。

 

背負い投げ
相手を前に崩して、自分が180度体を回転させて、背中で相手を完全に背負って投げる技になります。

 

相手の脇を開けさせるなどの、重要なポイントやコツ、注意点、やり方など。
相手を前に引き出す前回り、前に出てきたところや、押してくる相手に有効な後ろ回り捌きの両方で技をかけられるようにする。

 

自分より大きい相手には後ろ回り捌きが有効です。
相四つ、喧嘩四つで入り方なども学べます。

 

大腰
喧嘩四つの相手と対戦する場合に特に有効な技です。
基本的な技のかけ方なのポイントが学べます。

 

払腰

体落とし、内股、跳腰などと同じような相手の崩し方で入ります。
右組みなら、自分の右足で相手の右足を前から払いあげて投げる技になり、のその為には、釣り手と引き手をしっかり使って相手を右前隅に崩すことがポイントになり、自分の身体を回す遠心力を使うと上手くいきます。

 

その際のやり方やコツ、更には跳腰との違いや、そのやり方も学べます。
喧嘩四つの場合は、大外刈でけん制してからの連絡技として入る方法なども説明してあります。

 

釣り込み腰
奥襟を持ったほうが釣り込みやすいので技をかけやすい。
袖釣り込み腰のオーソドックスなやり方から、実戦で効果的なかけ方などの応用も学べます。

 

内股
内股の入り方には、多くのバリエーションがあります。
オーソドックな入り方から、喧嘩四つで、大外刈りで牽制してからの連絡技として入る方法も説明してあります。
その他にも、打ち込みの稽古法のやり方や注意点も分かります。

 

大外刈り
大きく外から相手の足を刈って投げる技。
その為、自分の軸足を相手の刈ろうとする足の真横まで踏み込むことが一つ目のポイントになります。
そして、相手を真後ろに刈り倒す技なので、相手の重心を刈ろうとする足に乗せることが重要になります。

 

それには、どう釣り手と引き手を使うかを考えることが必要になりますが、その際のコツややり方、注意点など。

 

大内刈り

色々なかけ方があり、体型に関係なく掛けやすい技ですが、逆に返されやすい技でもあります。
返されにく方法が学べます。
その他にも、小内刈りから大内刈りに連絡するやり方など。

 

小内刈り
オーソドックなかけ方から、相四つで相手の重心を引きつけ、抵抗する力を利用して入る方法、喧嘩四つから前に崩す牽制をしてから連絡技として入るなど。

 

小外刈(小外掛け)
実戦的なかけ方のコツが学べます。

 

支え釣り込み足(膝車)
技の説明から、相四つでがっぷり組みあった状態から、大外刈りでけん制してからの連絡技として入る、喧嘩四つで内股、払い腰などでけん制してから入る方法等。

 

出足払い(送足払い)

技の説明から、喧嘩四つ、相四つでのやり方等。

 

巴投げ
技のかけ方のコツやポイント。

 

隅返し
喧嘩四つの場合に、より有効な技です。
組ませない相手へ対応の仕方など。

 

 

 

DVD2の収録内容

 

投げ技
変化技
相手の技を自分の技に変える変化技のやり方やコツが学べます。
連絡技と変化技の違いから、喧嘩四つ、相四つのそれぞれの内股のすかし方、相手の内股、払腰、背負い投げ、大外刈り、大内刈りから等のそれぞれの返し方など、いくつか紹介してあります。

 

防御の方法

相手の技を防御する方法が、映像で分かりやすく説明してあります。
例えば背負い投げ等の回転させる技は、どのようにすれば回転させられないようにするかがポイントです。それぞれの技の防御のやり方が学べます。

 

打ち込みの留意点
打ち込みは取りがメインになり、得意技を作る為の稽古です。
それをより効果的にするには受けの協力が不可欠で、そのポイント。
取りは崩しに重点を置くなど。

 

乱取りの留意点
早く組み、簡単に手を離さない。積極的に攻撃することなど、特に注意すべき点など。

 

 

固め技

固め技に対する考え方
有利、不利な状況でどのように固め技を用いるかなどのポイント。

 

立技からの移行
相手が背負い投げなどの回転技をかけてきた場合に、それをしっかり受けきれれば背後から返して押さえ込むことが出来ます。巴投げなどの捨て身技などをかけてきた場合は、その瞬間に脚を捌いて押さえ込みに行くなど、いくつかのパターンが紹介してあります。

 

四っん這いの相手に対する攻め方

背後からの攻め方のパターンが学べます。

 

仰向けの相手に対する攻め
仰向けの相手に対して上から脚を捌いて抑え込みに入るパターンが説明してあります。

 

引き込みからの攻め
引き込んだ際の基本姿勢から返しなどの攻め方、固め技の防御についても説明してあります。

 

 

 

以上が世界選手権2階級制覇 岡田弘隆監修の柔道上達プログラムDVD2枚組の収録内容です。
実際に見た感想ですが、映像も鮮明で声も聞き取りやすく、それぞれの技のコツやポイントが理論立てて分かりやすく実演で解説してあり、とても分かりやすいように感じました。

 

 

柔道にはたくさんの技があり、より多くの技を覚えることが成長に繋がり、醍醐味とも言えますね。
ただ、技のひとつひとつにも様々なバリエーションがあり、全て網羅することは出来ません。

 

 

何より、技には基本的な動作の流れはありますが、明確に決まった形というものはないので、基本的な動作が出来るようになったら、自分の形を見つけることが大切です。
この柔道上達プログラムは、中級者の方がより高いレベルになる為に必要であると思われる技を中心に、色々なパターンが紹介してあるので、自分の形を作る上でのヒントになる筈です。

 

 

また、一般のDVDや市販本などにはあり得ないのですが、返金保証や世界チャンピオンの岡田先生の個別メールサポートもあるので、選手はもちろん、指導者の方の今の悩みを解消することができるので、一度参考にしてもまず損はないでしょう。

 

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